仔犬の一生のこと、少し想像してみる | 仔犬初心者、今から、これから

 

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誰に聞いても何を読んでも、飼うからには一生面倒見るようにって言われるよね。
法律ではその事を「終生飼養」って言います。ほとんどの人は「そんなの当り前」って言ってくれるから、日本も悪い国じゃないなって思うよ。
それを踏まえて、さあ飼い始めようっていう方々に、一生のことを少しお話したいと思います。


 

知っておくこと,考えることが多いとは覚悟してたけど、仔犬を飼い始める前にこれからの一生のことまで考えるとなると、飼えるようになるのはいつの日になるの…?

 


 

よく考える、よく知っておく。これから起こるいろんなことに、見通しを立てておく。
こんな風に言っちゃうと、たしかにエラく困難な道のりに聞こえるよね。
でも、全てにおいて予期して準備する必要って無いと思うんだよね。っていうか、そんなこと不可能だし。
全てを未然に知って全てに対処するなんて、神様レベルなことを求めてるわけじゃないんだよ。

 

せいぜい、「一般的な日本人の一生は、6歳で小学校に入学して、中学生くらいに成長期が来て、20歳で成人、40歳で中年になって80歳くらいまで生きる」レベルで十分。
そうすれば、その時その時で何をするべきかっていうのが自然と分かってくるしね。

 

それともう一つ。
イヌだけじゃなくって自分に何が起きるかを考えておくっていうのも大事だよ。
転勤する、結婚する、子どもができる、離婚する、死ぬ、とかね。


 

イヌの生育、生涯を知ること=心構えの第一歩。
あとは、ケースバイケース。
その時にできるベストを尽くせばイイ!こう考えればいいってことか。


 

そういうこと。
それでは、一生のことをお話ししましょう。

 

通常、ペットショップやブリーダーで見る仔犬は、生後約2カ月からそれ以降になります。
あまりに早く母犬や兄弟犬と離すのは、健康上・精神衛生上・教育上好ましくないという理由から法律で制限がかかっているからです。
ですので、皆さんの生活に直接かかわってくるのは、この時期以降ってことですね。

 

一応参考までに、生後2カ月までのこともお話ししておきます。
通常、仔犬は生まれて約2週間ほどで目が開き、3週間ほどで歯が生えてきます。
3週〜4週目に入ると歯もだいぶ生え、4週目ごろから離乳を始めます。この頃には、歩きまわり排せつも自分一人で出来るようになるので、母犬への依存度が減っていく時期と言えます。
母乳から完全に離れ、ふやかした子犬用のドッグフードを一人で食べれるようになれば離乳は終了です。
そして、4週目から2カ月までは、母親・兄弟と暮らし基本的な犬社会のルールを学びます。「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」は、イヌの場合この時期にあたるんですね。
なので、生後約2カ月は、ヒトでいうと幼稚園児位をイメージするといいかと思います。

 

ここまではいい?

 

 

よく、一年で20歳くらい年をとるって聞くけど、2カ月で幼稚園生か〜。
つくづくヒトって育つのに時間がかかってるよね。


生まれてからの2か月間は、特に早くて濃密な成長時期だと言えるよね。

 

さて、いよいよここからがみなさんに関わりがあるおハナシ。
先に断っておくけど、ここからの約10カ月分、つまり生後1年までの成長についてはいろいろな意見・説があるんだよね。
一つには、成長期って個体差がでることが多々あるってこと。男性の声変わりも結構バラバラでしょ?
それと、もう一つは、各分野のプロによってアプローチが違うこと。例えば獣医さんだと医学的なアプローチをするし、訓練士さんだと指導的な見地からのアプローチをするし。
ここでの目的は、何が正解か?よりも、凡その目安を知ってもらうことを優先するね。

 

生後3か月ほどになると、頭が柔軟に物事を吸収する時期を迎えます。これを僕は個人的に「九九」を覚える「小2期」って呼んでます。
生後5カ月〜半年くらいの、生意気になってくるこの時期はまさに「思春期・反抗期」。上手に過ごせば、生後8カ月以降には落ち着きます。
一方カラダの方は、生後4カ月ほどで乳歯が抜け順々に永久歯へと生え変わり、被毛もこの頃に少しずつ大人の毛に生え変わります。
骨格は、生後半年くらいで目途が立ちますから、「大人になったらこのくらい」ってわかるのはこの時期ですね。それ以降は、ヨコに大きくなるってイメージです。
この時期から生後10カ月くらいまでに、♀(メス)は初めての生理が始まります。具体的には出血・陰部の腫脹など。♂(オス)の場合はそれよりやや遅めに性成熟するといわれていますが、大体同じくらい、と思って差し支えないかと思います。
生後12カ月くらいになったら体の成長は、ほとんどの場合止まります。犬種の標準体高とか標準体重はこの頃以降のことを指します。

 

さっきうりちゃんが「一年で20歳くらい年をとる」って言ってたけど、その意見には賛成するよ。
カラダは大人、中身は子供じゃないけど…っていうのは、ホントによく似てる。

 

 

オトコの子の方が、成長オソいってトコロもね。


満1歳を過ぎたら、10歳くらいまでいわゆるオトナの時期。ヒトで言ったらハタチから還暦くらいの感覚かな。

 

この間って、普通に過ごしてたらあんまり変化って無いんだよね。少しずつ老化するっていうか。
せいぜい中年太りをするとか、歯周病になるとか、白髪が生えるとか。
一つの目安として、妊娠出産が難しくなってくるのは、大体5,6歳くらいだから、まあヒトで言ったら40歳くらいって言えるかもね。

 

アタマ(=精神年齢)の方はというと、2〜3歳くらいには落ち着くことが多い。
見るものすべてに興味があった子供時代とくらべて、自分の行動の結果が見えてることにはさほど執着しなくなるから、ヒトの目から見たら落ち着いて見えるんだね。

 

 

体も心も充実、この時期が一番楽しいかも。
あのさ、普通に過ごしたら、っていうのがチョット気になるけど。


ああ、それもおいおい話すけど、僕らの健康法とおんなじだよ。
いい食生活と適度な運動、睡眠をよくとること。
これが10歳以降の健康に、大きな影響が出るからね。

 

10歳以降をよく、老犬と言ったりします。
この頃から五感や免疫力や食欲が低下したり、足腰が弱ったり、痴呆といったいわゆる老化現象が出てきます。
これら老化現象は、全てのイヌに起こりうることであります。ただし、同じ歳に同じ症状が出るわけではないので、その時その仔に会ったケアをしてあげましょう。

 

 

最後に、寿命のお話。
大体15歳を境に2年くらいって思ってたら大きくは外れないと思います。

 

と、ここまで話してきて今更なんだけど、これって室内で飼育する小型犬の成長イメージなんだよね。
大型犬は、成長期を長めに1歳半くらいまで見たりするよ。
それと、寿命は2〜3歳短い傾向にあるので、やや早めに老化現象が来ることが多いかな。


 

よしっ、なんとな〜くだけどこれからのことが見えてきた気がするぞ!
そのとき出来ることを、一生懸命。
だから、いまは迎え入れる時と、迎え入れてからしばらく、について一生懸命覚えるぞ!

 

 

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